バンガロール: 晴れ

ayokoyama2004-05-15

今日は少しだけ休憩しようと思って、午前中観光しました。
最初はバンガロール中心部にある政府博物館など。1〜2世紀頃の石のレリーフとか見ました。牛や馬が、なかなかユーモラスに彫られていて、なんだか可愛いです。2階には色彩豊かな絵も飾られていますが、これはいろんな神様なんですか? キュートに描かれていて、文化が偲ばれます。
次は、Bannerghatta 国立公園という動物園兼サファリパークに行きました。バンガロールから、南西に20キロくらいでしょうか? エレクトロニクスシティから、西に数キロのところです。サファリはつまらなくはないですが、どちらかというとお子ちゃま向きです。ライオンもホワイトタイガーも眠そうで、全然迫力ありません。ま、しょうがないですよね。彼らもバスに飽きているでしょうし。
それから、動物園を1時間くらいかけて見物しました。名物はヘビみたいです。ヘビもやる気ない感じで、全然怖くないです。でも、Python言語の好きな私としては、一生懸命毒蛇君たちを眺めてきました。キングコブラもいましたが、ヘビつかいのオジさんはいませんでした。(動物園だし)
あとは、チーターみたいの(私は、チーターとかクーガーとかピューマとか、区別できない)がいましたが、ちらとこっちを眺めたくらいで、「ひまじゃ」とため息ついているような奴らでした。どちらかというと、お猿のたぐいが可愛かったです。
あと、クジャクくんもいたのですが、彼が(羽の綺麗なのはオスですよね?)羽を綺麗に広げていたので表に回って(裏はあまり綺麗じゃない)写真を撮ろうと思ったら、直前に閉じられてしまいました。がーん。再度開くのを待っていたのですが、カノジョーの気を引くのに飽きたのか、もう羽を開いてくれませんでした。しょうがないので帰ることにしました。
動物園の表に出たら、サトウキビを絞るジュースを売ってました。6ルピーと言ってました。コップ山盛り飲みました。自然な味で甘みもかなりありますが、まあ、何度も飲みたくなる味ではないですね。少し青臭かったです。
そこから運転手さんの車に乗ってエレクトロニクスシティに戻りました。途中、郊外(というより農村)を通りました。娯楽のほとんどなさそうなところで、かなり貧しい暮らし振りが伺われます。でも、私はバンガロールの中心部の喧騒に疲れてしまったので、ちょっとほっとした気分で農村風景を見学させてもらいました。小さな床屋さんとか、衣類屋さんとか、のら犬くんたちとか、鶏とか、お牛様たちとか、近所の坊やとか爺さんとか、のんびりと暮らしているようでした。。。あ、牛の他にバッファローがいましたね。角が、こんな風(どうなふう?)に曲がっていました。
さて、今日ももう少し仕事をしてからホテルに戻る予定です。
後記: あとでこの話をインド系 2世のカナダ人にしたら、「おいおい、それって大丈夫か? 気をつけたほうが良いぜ」と言われてしまいました。水は入っていないから大丈夫だと言い張ったのですが、コップ洗ってないかも知れないぜ、って言われました。そんなことは百も承知だったのですが、「俺の妹なんて、帰国後 8ヶ月も経ってから病気が見つかったんだよ」って言ってました。それを聞いてから、なんとなくお腹の調子が悪くなってきたような気がしました。(そのときは、実際はなんともありませんでしたが、まだ 2日しか経っていないので結論できません。)
彼がドライバーのヴェヌさんに「それって、大丈夫なところかい?」と聞いたところ、「Yes, sir」と言ってましたが、彼としては楽しからぬ気持ちであったに違いありません。
確かに、不衛生なものに注意するのはやぶさかではないのですが、海外旅行はある程度リスクが付き物ですし、まあ、バランス感覚というものでしょう。彼は、KFC のサラダも、生水で野菜を洗っているからと言って食べさせてくれませんでした。このときは実はハッとしたのであって、彼の意見は正しいと思います。欧米の看板のお店に入ると、つい油断してしまうことに気が付きました。