スペインで車を借りる

少しばかり、あまり本などに載っていない、スペインでレンタカーを借りる際のノウハウを書いておきます。一つは、車を借りるときはコンパクトサイズがお勧めです。グラナダやアルコス・デ・ラ・フロンテラで経験しましたが、本気で道路の幅が 1.5m くらいしかないところがあります。2m というのはザラです。もちろん一方通行なのですが、ミディアムクラスの車だと立ち往生しかねないことが大いにあります。現地の人は言葉も通じますし勝手も分かるのでなんとかなると思いますが、日本人が細い路地に引っかかって、後ろに現地の人の車などに着かれたら、かなり焦ることになると思います。
もう一つは、車を借りるとき、可能ならばガソリンを満タン返しにしなくて良いオプションを選んでおきましょう。私は、早朝に空いているガソリンスタンドを探すのに、とても苦労しましたもので。
ところで、これはイタリアにも近いシステムがあるらしいのですが、ある程度幅の広い道路（幹線道路、ただし高速道路やロータリー（runabout）がある交差点を除く）では左折（日本でいうところの右折。以下略）レーンがなく、図のような左折専用道路が用意されているところがあります。一度右のレーンに出ると、いま走っている道と直角に交差し、信号が青になったら道路を渡れるというものです。このようなシステムがスペインに存在することは聞き知っていたのですが、実際に目で見るまではイメージがつかみにくいものです。良かったら、御参考ください。（このようなレーンのある道路で、日本のようにセンターラインに寄せて車を停めて待っていると、クラクションを鳴らされたり、最悪の場合追突されることもあるそうですので御注意を。）