新たに辞書を買う

Tax Holiday ということで、何か買い物しなくてはいけない気分になり、結局辞書を 2冊と、ハリポタ第4巻と、もう一冊、子供向けのソフトカバーを買いました。
辞書は、Longman の Contemporary English というのと、Harper Collins の ESL Beginner's Dictionary というものです。後者は、私の信頼している Collins です。単語の説明の仕方が秀逸で、我々のような外国人(English as a Second Language)にも非常に使いやすくできています。Cobuild とどう違うのかは、まだちゃんと比較してません。
前者は初めて見たのですが、目から鱗が落ちました。例えば face という単語をひくと、名詞はまる 1ページ、動詞も半ページほど使って詳細に説明されていて、イディオムや用例が実に丹念に挙げられています。単語の説明も、Cobuild に似た方式となっていて、たとえば face の動詞を見ると if you face or are faced with a difficult situation, or if a difficult situation faces you,... のような感じです。
また、全体にカラーを多く使っていて、ざっと眺めるだけで、どこに自分の必要としている情報が書かれているか、探しやすいです。
最後に特筆すべきは、この Longman は CD-ROM 付きなのです。まだ使い込んでいないので分かりませんが、紙の内容と同じか、それを超える情報が含まれている感じです。CD-ROM 版には語源の項もあります。発音は、英国式と米国式と両方を聞くことができます。すばらしい。また、起動時にランダムに単語を選んで表示するというのは、なんか微笑ましい、小さな工夫です*1。 また、使い方のデモをアニメで見ることができます。かなり多機能のようなので、こういう説明は助かります。すばらしい。
唯一の欠点と思われるのは、仮想メモリサイズが 32MB 近くと大きなアプリケーションなので、起動が遅く、常駐させるにはかなり十分なメモリが必要だということです。でも、単純な辞書というより、もはや「辞書環境」と呼ぶべき、痒いところに手が届く高機能ソフトなので、なんか許せる感じです。

*1:これによって、何を調べようとしていたか忘れてしまう、というのは言いっこなし。