原爆投下の罪

米国で調査した結果（毎日新聞による）によると、広島、長崎への原爆投下を肯定する米国人は 47%、否定は 45% だそうです。思ったよりも否定が多いな、というのが私の感想です。私はポリティカルな話には弱いんですが、日本国内で、旧日本軍のアジア侵略の是非を問うても、似たような結果に終わるんじゃないでしょうか。

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個人的には、原爆投下が非人道的な実験的意味合いがあるという点には合意しても、それが太平洋戦争の終結を早め、日本が米国や旧ソ連との泥沼な戦争に入る前に日本人が愚かさから脱却できた、という点では、一定の意味合い（副作用）を認めなければならない気持ちがあります。非人道的な原爆によって、日本国民はひとかけらの賢さを見出すことができたのかも知れません。広島や長崎の原爆資料館を見るにつけ、米国の非人道的行為よりはむしろ、旧日本軍上層部の愚かさを再認識します。それを、少女趣味と批判する人があっても、私は甘んじてその批判を受けます。
合掌。