AirMac (AirPort) Express を真面目に設定しようとすると難しい

いつもの愚痴ですが、Apple の製品は「買ってから電源を入れて、誰でも数分のうちに素晴らしい環境を…(以下略)」のようなことを謳っていますが、大抵の場合、ネットワークのある程度の知識を持っている人間でも、Apple の製品は大抵頭を悩ませる存在です。
今日は、AirMac Express の設定を飛ばしてしまい、復旧に 1時間半ほどを費やしてしまいました。もともとは AirMac (旧モデル)と AirMac Express の間で WDS が可能かどうかを調べたかったのですが、それで二度と PC の管理ソフトから AirMac が見えなくなってしまい、初期設定に苦労してしまいました。結論からいうと、旧モデルの AirMac は WDS に対応していないので、このような作業自体が無意味だったのです。Apple の公式サイトを覗いても、用語は直訳で技術的に洞察的でない説明ばかりなので、ネット上で非公式の技術情報を探すのですが、巷の Apple 関連の技術情報というのは少なくて、大抵は素人の体験談とか憶測ばかりで、あまり役に立ちません。

結局、この公式情報が一番詳しいと思うのですが、これを探すまでが一苦労でした。でも、それでもメインベースステーションとリモートベースステーションとリレーベースステーションの違いがいま一つ分かりません。図を見ても本当に応用の効かない説明で、Apple という会社は一部の優秀な社員と、あとは「アップルって素晴らしい。俺は、こんな会社で働けて幸せだなあ」という技術力皆無の大量の社員で構成されているのではないでしょうか?

リモートベースステーションはメインステーションにワイヤレス接続して、メインの転送可能範囲外のクライアントにワイヤレスネットワークを拡張(「リブロードキャスト」)します。リレーベースステーションはリモートと似ていますが、ワイヤレスネットワークをメインの転送可能範囲外のリモートに拡張する、追加機能を持っています。

こんな説明を読んで「なるほど!」って分かる人間がいるのでしょうか? 私にはチンプンカンプンなんですが。
さて、閑話休題

  • リレーベースステーションには、有線 LAN ポートにて複数のネットワークノードを繋ぐことができるのでしょうか? 単一ノードなら OK なのでしょうか? それとも、無線 LAN の無線中継専用なのでしょうか?
  • リモートベースステーションには、有線 LAN ポートにて複数のネットワークノードを繋ぐことができるのでしょうか? 単一ノードなら OK っぽいですが。
  • 複数の有線 LAN の間を無線ブリッジングするには、どのような設定をしたら良いのでしょうか?

この辺は、メルコの製品マニュアルのほうが数倍分かりやすいです。

WDS について

IEEE 802.11 にも少し出てますが。