Windows で分散コンピューティング

UD.exe という癌治療薬の開発に貢献する分散コンピューティングソフトですが、27時間以上にわたって計算していた Rosetta の実行中に、Windows XP が落ちるという悲しい事態に遭遇しました。
最初は Vodafone Connect Card を認識しなくなり、次に Windows が Stand by 状態に落ちなくなり、次は内蔵 100Base-TX の TCP/IP スタックが落ちてしまいました。いくらもがいても、こういうときはダメです。Windows の常識では、単にシステムをリブートすれば良いのですが、2日がかりで Rosetta を 27時間も演算していた後だったので、とてもがっかりしました*1。
しかし、落胆して諦めつつ Windows を再起動したら、ちゃんと UD.exe は計算結果を保持していたようです。嬉しかった! Windows XP のような低信頼 OS でもちゃんと結果を収集できるように設計できているようですね。

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*1:スリープさせたり復帰しながら、だましだまし 27時間も演算させていたのです。