日本人には難しい道路標識
米国で運転するときにもっとも基本的で重要な単語は「STOP」ですが、ま、それは冗談として、Yield (ゆずれ)とか、pedestrian (歩行者)、detour (回り道、迂回路)などは知っておいたほうが良さそうです。これらは、どれも日本人があまり学校で教わらない単語ですが、運転時には覚えておいて損はありません。特に pedestrian は PED と略され、PED XING という標識があったら、それは「歩行者の横断に注意」という意味です。私も、つい最近まで意味が分からずにいました。
あと、高速道路を走っていると、いかに短い文句で重要なことを知らせようとしているか、その工夫に関心しますが、楽しかったものの一つに、「BUCKLE UP, NO EXCUSE」というのがありました。buckle up というのは、日本語だと「ベルト着用」という意味ですね。no excuse は、例外なし、あるいは問答無用、という意味でしょうか。メイン州でよく見ました。
あともう一つ、これはマサチューセッツ州に独特らしいですが、かなり頻繁に見る標識に「THICKLY SETTLED」というものがあります。これは、今日になってようやく理解しました。辞書で settle をひいても意味が通じず、かといって thickly をひいても余計チンプンカンプンです。さっき、2つの単語を併せて Google で調べてたら、これはマサチューセッツ独特の標識で「家や建物が密集しているので、速度を落とせ」という意味のようです。大抵、時速 30マイルの制限標識が近くに掲げられています。
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以下に、説明を引用しておきます。説明が楽しいです。
Thickly Settled. "A 'Thickly Settled' district is an area where houses or other buildings are located, on average, less than 200 feet apart." If you find a "Thickly Settled" sign in Massachusetts, don't think of it as a quaint sign. Consider it as a 30 mile an hour speed trap because the law states that speeds over 30 mph in a "Thickly Settled" or business district are not considered reasonable and proper.
写真は、Thickly Settled の標識です。クリックすると、大きな画像を見られます。