第7版時代の Yacc マニュアル

Yacc *1を少し触ってみようと思い、資料を探してみました。Bison のマニュアルも良いですし、Nutshell 本も良いと思うのですが、やっぱり原典*2にあたってみたいと思いました。
私の好きな NetBSD には、かつての Unix Programmer's Manual (PSD) が /usr/share/doc にある(はずな)のですが、NetBSD 3.1 で探してみると Yacc のマニュアルが抜けています。がーん。
と思って探していたら、こんな貴重なものを発見。

この時代のマニュアルとか論文は、本当に設計した人*3が書いたものなので、問題の背景とかどういう風に使うことを想定しているかとか良く分かって有用です。

*1:実際には Bison。

*2:例えば Berkeley socket プログラミングに関しては山ほど本が出ていますが、コンセプトというか核心を理解するには、今でも PSD が良いのではないかと思ってみたり。

*3:オリジナルを設計した人が必ずしも教え上手とは限らないが。