電卓買った

CIMG5004_ret
月末に、FCC の無線の試験を受けることになっているので、電卓を調達してきました。家には、手ごろなものがなかったのです。条件は、

  • ルート(平方根)計算ができること (必須)
  • 他の関数機能はないこと (必須)
  • 見た目がシンプルなこと*1
  • 安いこと
  • できたら、子供の頃から使い慣れたシャープ製

ということで、これ(右上写真)になりました。型式は EL-243SX というものです。価格はビックカメラで 480円でした。(本来ならば、HP の関数電卓持参で乗り込みたいところですが、それは許されないようです。)
ところで、大抵の電卓に付いている「%」というキーですが、これって必要なんでしょうか? 簡単な計算なら 100 で×、÷するだけで済みますし、凝った計算(?)をしたい場合には…、手元にマニュアルがないと役に立ちません!

豆知識、というか雑学

最近は、ちょっと複雑な計算がしたければ、どこにでも PC がある時代なので、昔ほど重要ではありませんが、こんなのを見つけました。いわく「関数電卓がなくても対数計算をする方法」です。(ただし、ルート機能は必要。)

個人的には、べき(羃)計算ができると嬉しいのですが、FCC 試験では簡単な dB (デシベル)計算ができれば大抵は間に合うので、

\log_{10}2\simeq0.3
10^{0.1}\simeq1.26

くらいを暗記しておこうと思います。
昔は、ルート機能のない電卓で平方根を求める方法など本で読みましたが、さすがに最近はそのような苦労はありませんね。もし、どうしても電卓が欲しい人には、個人的には HP (Hewlett Packard) の RPN 機能を持った電卓をお勧めします*2関数電卓が必要な場合でも、いまは高価なグラフィック電卓はまず不要でしょう。PC で技術計算をしたい人には、普段は Python インタープリタを、高度なことをしたい場合は Maxima というフリーの数式処理ソフトがお勧めです。ストイックな人には、dc という UNIX 由来のインタープリタを…、普通はお勧めしません!
そうそう。iPhoneiPod touch をお持ちの場合は、HP 電卓のシミュレータが入手できるようですね。私も欲しいのですが、32GB 版 iPhone が出るまで我慢してます。

*1:余計な機能は不要、というより、誤解をまねくので却下です。

*2:日本では入手が困難ですが。