知らなかった tail の使い方 (前編)
Unix 系 OS の tail コマンドには -f オプションがあって、末尾が伸び続けるログの監視などに便利です。しかし、私はいままで、tail -f の出力を普通にパイプに繋げられることを知りませんでした。というか、そんなことはできないだろう、と勝手に決め付けていました。
簡単な例を示します。いま、次のような処理をしているとしましょう。
$ while sleep 5 > do > echo hoge hoge > done > foo
このファイルに対して、別のシェルでこんなコマンドを実行することができます。
$ tail -f foo | awk '{print $1}'
ちなみに、NetBSD の awk や GNU の gawk では問題ありませんが、Linux でよく見る mawk の場合 -W interactive というオプションを付けないとうまくないようです。
いやあ、便利です。