Windows Remote Desktop は、メンテ用ツールではない
ESXi 上にインストールした Windows XP 上にインストールした iTunes が固まってしまいました。やれやれと思って Remote Desktop でログインしようとしたのですが、エラーになってしまいます。
けっこう頻繁に経験するのですが、Windows の Remote Desktop は、Windows の機嫌しだいで、ログインできたりログインできなかったりします。UNIX 系 OS の telnetd や sshd みたいなつもりでいると、痛い目に遭いますな。素直に、VNC でも入れておいたほうがマシかも知れない。Remote Desktop は所詮、ローカル側に人間がいて、手で何か操作してもらえる場合にくらいしか使えないと考えたほうが良いでしょう。間違っても、宇宙探査機に Windows PC を載せたりしてはいけません。
しょうがないので VMware の vSphere Client で入ろうとしたのですが、起動しません。どうやらここにあるように、Windows のアップデートで、動かなくなってしまった模様。
しょうがねーなー、と思って vSphere のアップデートをダウンロードしようと思ったら、今度は vmware.com のダウンロードサーバーが temporary maintenance とかいって落ちています。VMware、使えないです。Microsoft の都合で使えなくなる仮想環境なんて、大きな矛盾です。もし、VMware ESX 上で動いている IP ルーターがトラブったりしたら、金庫の中に鍵を閉じ込めてしまったも同然です。VMware には、Microsoft に依存しない問題解決ルートを常に確立しておいて頂きたい。当面の間、仮想でない物理的な Windows の入った、ただしセキュリティパッチを当てない PC を、ESX サーバーの横に常置しておくことになりそうです。
頭を抱えながら、最近のセキュリティアップデートを当てていない Windows XP を探して、その上に vSphere Client をインストールしようとしていますが、どうなることやら。
マイクロソフトに貴重な時間を奪われる一日でした。
