ダメ鰻屋に、がっかり
妻が近所で仕入れた情報を頼りに、町田のデパートにある某鰻屋に行ってきました。値段もそこそこ張り、注文してから結構待たせるので期待したのですが、結論から言うとダメダメでした。
まず第一に、店内の禁煙喫煙がきちんと分けられてなくて、タバコの匂いが漂ってきます。鰻屋と蕎麦屋は、全面禁煙でない段階でアウトでしょう。ま、タバコを吸うかどうか聞かれて店を辞さなかった時点で、私の負けですが。
唯一良かったのは、山椒が挽きたてらしく、香り豊かだったことだけです。肝心の鰻はただ柔らかいだけで、歯ごたえも香ばしさも皆無。ご飯はベタっとして、丼に貼りついてしまうほどです。また、ご飯が少なめで上品さを演出しようとしているのでしょうが、不味い鰻にベタッとしたご飯が少量では、ただ貧乏臭いだけです。もう二度と訪れないでしょう。少なくとも 2,000円以上の鰻丼とは思えません*1。
ちなみに、いろんなお食事レビューサイトを見ると、まあまあのポイントが付いているんですね。いかに、他人の評価なんてものが当てにならないか、という典型的な経験でした。近所の餃子屋で、何度試してもボソボソの焼餃子や、醤油水でボイルした団子様の水餃子でがっかりなのに、いつも遠路はるばる訪れる客の路上駐車で、交通事故寸前みたいに流行っている店もありますし*2。
私はあくまで二流の家庭に育ったのであって、決して子供の頃から美味いものを食わされて育ったボンボンではありませんが、これだけお食事サイトレビューが当てにならないのを見るにつけ、謎は深まるばかりです。
