iOS 4 の致命的問題かと

iPhone OS 4.x の致命的な失敗はアプリレベルのマルチタスクだと思います。これによって利便性が向上したアプリは思い付かないけど、システム全体の応答性が極端に悪くなって、イライラすることが増えました。ただでさえフィードバックのないタッチパネルで操作しなくてはいけないのに、秒オーダーで反応が返ってこないと、操作を取りこぼしたのか、ただ遅いだけなのか、判断ができずストレスが溜まります。
マイナーアップデートを重ねてもほとんど改善してないので、OS 設計の本質的な問題を抱えているのだと思いますが。このまま「進化」を続けると、利用者にとって Windows タブレットとの差異が不明瞭になってくるかもしれません。かつて多くのビジネスマンが使っていた Palm も、結局は Windows Mobile に飲み込まれてしまったし。
OS 5 あたりでシングルタスクに戻したほうが良いのではないかと思います。