在宅勤務と、松屋の朝定食

職場の上長に事情を話し、在宅勤務です。ノート PC があれば、どこでもできる仕事ですし。余計な電力と容積を使って通勤電車を使う価値のない人間です、私は。
朝は、近所の調査を兼ねて駅前の松屋に行きました。普通に営業していて、朝定食を食べられました。しかし帰り道、ヨーカドーのそばを通ると大行列。正確に数えてはいませんが、200人くらい並んでいた模様です。(昨日は、営業しているガソリンスタンドに 数十台のクルマが並んでいるのを見た。もっとも、後ろのほうの人は、単に道路が渋滞しているので並んでいただけだろう。あとで怒るよな。)
何を買わんとしているのか分からないので批判はできませんが、いますぐに食べ物に困ると思えない神奈川県民が、そこまでしてスーパーマーケットに食料や生活物資を求めるか?*1 腹がすけば、松屋でもオリジン弁当も開いている。トイレットペーパーがなければ、手で拭いて新聞紙でぬぐえ。経済を少しでも分かる人が考えれば、スーパーマーケットが販売と入荷のバランスに対して極めて鋭敏で、二倍の需要がすなわち陳列棚を空にしそうなことは想像できるのではないか。
どうしてこの危急に際し、飲料水や燃料、医薬品を被災地に送ることができないのか? 「地震発生から医薬品の供給がまったくないんです」と訴える被災者に取材に押しかけるマスコミは、当然、ある程度の救援物資をヘリで搬送しているんでしょうね? 取材するまで知らなかったのですか? なるほどね。
これほど過剰な報道を、国民は求めているのだろうか? 人々に必要な情報を与えているというより、不安にさせているだけではなかろうか? 自称「先見性のある学者」が YouTube に流している愚にもつかないビデオを見ていると、どれだけ多くの市民を不安にさせているのか、憤りを隠せない。基礎統計学の知識も見られない。噴飯物の「先見性」を主張して、そんなに嬉しいか?
あ、また地震だ。M6.0、震度 2。できることは、消費電力をミニマムにすることくらいなので、もう寝ます。

*1:もしかすると、近所に 200家族くらいの食品アレルギーのお子さんがある家庭があるかも知れないけど。