ESP ペイロードの IV について (備忘録)

ただの備忘録です。
IPsec の ESP で途中のデータグラムが欠落してしまった場合、受信側はどうやって後続のデータグラムを復号できるのか気になってました。CTR モードならともかく、CBC だと困るだろう、と。
実は、ペイロードに収められている IV (Initialization Vector) は、最初の IV が毎回送られる訳ではなく、今回のデータグラムを復号するために必要な XOR 値(CBC の場合)が毎回送られてくるようです。
この辺に詳しいです。