AWS Glacier と写真のサムネール

たくさんの写真を保管するとき、ローカルの DVD-R だけでは不安なので、Amazon AWS Glacier を使うことを考えています。Glacier は保管は安いのですが、あとで取り出すのがやや高価なのが難点です。特に、でかいファイルを取り出すのは現実的でないです。
そこで、DVD-R には tar 形式で焼いても、Glacier には JPEG のまま置くことを考えました。
そこで問題になるのは、あとで欲しい写真があったとき、どの画像が目的の写真だか分からなくなることです。これを解決するにはサムネール画像をまとめておけば良いのですが、簡単な方法はないでしょうか。

調べて使えそうだったのは、ImageMagick の montage コマンドでした。これはなかなか優れものなのですが、大量の JPEG ファイルからでかいサムネールを作るのは想定外のようで、メモリを大量に消費して動けなくなります。
しょうがないので、AWK から制御することにしました。具体的には、次のようなスクリプトを書きました。とりあえずこれで目的を達成したので、montage を深追いするのはヤメにします。

#!/bin/sh

list=`ls *.[jJ][pP][gG] | egrep -v '^thumb_.*\.jpg$'`

md5 * | tee md5.txt
ls -l > ls.txt
exif $list > exif.txt

ls $list | awk '
BEGIN {
    n_items = 100
    n = 0
    tn = 0
}

{
    list[n] = $0
    n ++
}

n >= n_items {
    print "@", n
    my_proc()
}

END {
    my_proc()
}

function my_proc() {
    s = "montage -verbose -auto-orient -tile 10x -label %t "
    for (i = 0; i < n; i ++)
        s = s list[i] " "

    s = s "thumb_" sprintf("%03d", tn) ".jpg"
    # print s
    system(s)

    n = 0
    tn ++
}'