相模野基線

旧版地図を調べていたら、近所に昔、文部省測地学試験所なるものをあったことを発見。ググったら、なんとこの地には「相模野基線」という、関東地方の地図を作る際の最初の基準となる測量の線があったらしい。知らなかった!
どれくらいすごいかというと、この地に延々と物差しを渡していき、その間隔が
「5209.9697メートル」(5キロと209メートルと969.7ミリメートル!!)
と、めちゃめちゃ細かい精度で測定したのだそうです。(下のリンクの測定風景を見ると、なんだか神妙な面持ちになります。)

0.1ミリメートル単位で測るというのが、当時、西欧の列強に負けまいとする気概を感じさせます。(^^) ときは、1882年(明治15年)。
地図オタクとしては、これは一度見てみなくてはなるまい。。。どれくらい重要なものかというと、この辺りが詳しいです。

Wikipedia にも情報がありますね。