最近のビルドツールは疲れる

私は OpenEmbedded もけっこうしんどいのですが、昨日いじっていた Robert Nelson氏のカーネルビルダを見ていて、卒倒しそうになりました。
シェルスプリクトを走らせると、カーネルソースになんだか山のようにパッチを当て始めます。そんでもって、Device Tree だよりの超なんでもありあり ARMv7 共通のカーネルと、これまた山のような .dtb ファイル集を作ってくれるのです。各 SoC やボードに依存しない共通の枠組でカーネルをビルドしたいのは分かりますが、たいていの場合、make を包み込むシェルスクリプトは、融通が効かないので私は大嫌いです。build_kernel.sh みたいのを読んだらうんざりしてきました。手順を readme.txt に書いておいてくれたほうが 100倍ましです。
おまけに、なんと内部で勝手に Linaro のツールチェインまで勝手にインストールしてくれる仕様に。。。やり過ぎでしょ!! readme.txt に必要な(あるいは動作確認済みの)ツールチェインのバージョンを書いておいてくれるだけでよろしい! おまけにスクリプトにはコメント全然ないし。あー、吐き気がしてきた。

こういうのが好き

でも、中を見たら勝手に kernel.org から git clone しているのを発見。あちこちで安易に git clone かけるからサーバーに負担かかるし、ディスクの消費量も激増するんだよなー。(涙)