タバコのマナー

もうこんなこと書きたくないんですが、(お)バカな人が目に余るので書きます。
先日床屋でラジオ(ニッポン放送)を聞いていたら、ある(お)バカな人が、「フランスに行ったら、どこもかしこもタバコが吸えてパラダイスだった。日本だと、最近どこも禁煙ですからね」みたいなことを投書してました。タバコの嫌いな私からみると、日本国内、店内全面禁煙なんてお店は滅多に見つからないので、この方が住んでいる地方に引っ越したくなりました。(だいたい、禁煙席と喫煙席を隣り合わせて、何が「分煙」ですか?)
それはともかく、タバコ大好きフランス人をそもそも比較対象にするのがアヤマリなんじゃないか、って思っていたんですが、http://mawari.cocolog-nifty.com/mawariblog/2004/05/ によると、フランス国鉄TGV を全面禁煙にするそうです。なあんだ、やっぱり日本のほうが遅れているじゃないですか。EU 全体を見れば、http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/341371 なことをしていたりなど、やっぱり日本より積極的です。
だいたい日本人の一番イヤらしい点は、たとえば JR 東日本の駅は朝の通勤ラッシュ時間帯は全面禁煙のはずなのに、みんな堂々とタバコ吸っていますよ。注意のアナウンスだってありませんしね。外国人に、日本の「本音と建前」を説明するのに、もっとも適した例かも知れません。
後記: 英国も公共の場所が全面禁煙になるそうです。建前…は、ないですよね? http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20041117AT1G1700217112004.html