KDE 3 のインストールにはまる

せっかく NetBSD 2.0 を VMware 上にインストールしたので、ちょっと GUI 環境でも入れてみようと思ったのが運の尽き。昨夜、pkgsrc からの KDE 3 インストールではまってしまいました。pkgsrc は cvs update したのですが、途中でいろいろエラーが出まくり。そう、make 処理のデバッグって面倒な上に、NetBSD のパッケージインストールの仕組って凝りすぎの面もあり、私は脱落しました。そもそも、KDE のソースからのインストールって、順調に行っても(最近の高速 PC でも)半日がかりです。バイナリパッケージがあっても良いんじゃない、とちょっと弱気になってきました。*1
と思ったら、pkg_add でバイナリパッケージをインストールできることを発見しました。硬派な私は(?)、今までバイナリパッケージをインストールしたことがなかったです。はい。

バイナリパッケージで KDE 3 を入れてみる

と思ったのですが、うまくいかないです。

# pkg_add ftp://ftp.netbsd.org/pub/NetBSD/packages/2.0/i386/kde/kde-3.3.2nb1.tgz

とかやってみるんですが、依存関係にあるパッケージをうまくインストールしてくれないです*2。(溜息)
おっ。もしかして、

# pkg_add ftp://ftp.netbsd.org/pub/NetBSD/packages/2.0/i386/All/kde-3.3.2nb1.tgz

のようにしないと、依存先パッケージを見つけられないんじゃないか?*3 (ということで、実験中。)
お、うまく行きました。途中、xine-lib-1.0 のバイナリパッケージが見つからないとかで怒られたので、これだけ pkgsrc からビルドしました*4
まだ X をちゃんとインストールしていないので、Cygwin で動いている X ターミナルに startkde で振ってみたら、ちゃんと起動しました。日本語もちゃんと表示されています。ばんざい。

NetBSD の pkgsrc、最近不調が多くない?

最近、NetBSD の pkgsrc に不調が多い気がします。変なエラーで止まっちゃうことが多いです。依存関係がきちんと記述されていなかったりすることもありそうです。当初、もはや NetBSD 1.6.2 は相手にされていないのかなー、と思ったのですが、2.0 でもやっぱり同じです。awk スクリプト関連のエラーがよく表示されるし、あと、セキュアハッシュ RMD160 関連のエラーも良く出ます。移行期なのかなー。早く安定して欲しい。自分で調べろ、ってのもあるんでしょうけど、上に書いたように、make 処理のデバッグって面倒なんですよ、ほんと。
組込ソフトのデバッグならしますけどね、私は。

後記

pkg_install をアップデートしたら、直ったかも知れません。ちょっと良く分かりません。

*1:以前、NetBSD 1.5.x の頃に ThinkPad i1157 でソースからコンパイルした古い KDE を動かしてました。当時から、私は Gnome より KDE のほうが好きです。

*2:本当は近所の FTP サーバーを使わなくちゃいけないんですが、問題切り分けのため本家を使ってます。すいません。

*3:ftp://ftp.netbsd.org/pub/NetBSD/packages/pkgsrc/meta-pkgs/kde3/README.html を見ていて気づきました。

*4:実際には、さらに依存先パッケージのビルドが始まりますが。