なんにでも唐辛子をかけない

私の職場の同僚に P さんというインド系カナダ人がいます。彼は日本語に興味を持っていますが、まだ数字と挨拶しか理解できません*1。願わくば、私の日記を Google Language Tools で翻訳したりしませんよう。
彼はトロント生まれだけあって、中華から日本食からベトナム料理までなんでも好み、箸も普通に使いこなします。唯一の問題は、何にでもレッドペパー(唐辛子)をかけまくることでしょうか。
ベトナム料理を食べるときも、日本人にはあの、だしとヌクマムの微妙なバランスが真髄なのですが、彼はフォーにまでしこたまレッドペパーを入れてしまいます。店員がネイティブのベトナム人だったりすると、大抵トホホという目で眺めてます。店員さんが可愛そうになって、こちらは堪能するように目をつぶってフォーのスープを味わってみせなくてはなりません。

*1:彼らインド人の記憶力には舌を巻きます。日本人顧客技術者のフルネームをすぐに暗記するし、数字も 1から 9、10、100 くらいまでの組み合わせを覚えてしまいました。「ハチヒャクサンジュウニ?」とか言うのは御愛嬌です。