AWK の XML parser 拡張

Google Maps API で地図を表示するのに、XML 形式でトラック座標データを渡すようになっています。もちろん、XML である必要性はないのでしょうが、世の中の流れ的には、構造化されたデータは XML で用意するのが標準になりつつあります。あ、GPSトラックログの共通フォーマットである gpx も、XML ペースです。
さて。XML の処理をするのに、ここはやっぱり Python + Expat かなあ、と思ったのですが、ふと思いつきで探したら、AWK の拡張で XML parser を組み込んだものがあるじゃないですか。うーん、同じようなことを考える人はやっぱりいるんだ。思いつきだけでなく、実際に実装してしまうというのも素晴らしいことです。
早速 Cygwin 上で遊んでみようっと。

後記

ビルドできず。dlname とかなんとかで落ちてる。Cygwin の、というか Windows の DLL の仕組みが良く分からないので歯が立たず。以前は、configure; make とか便利だなー、と思ったけど、これは複雑になった機械や仕組の世の常で、専門家でないとよく分からなくなってきている。automake とか libtool とか、私にはさっぱり分からず。一生懸命 Makefile をいじって、NEWS-OS 上で Emacs をビルドしていた頃が懐かしいし、応用も利いたんだけどな*1

*1:当時は今のような形のインターネットも Google もなかったので、今みたいに簡単に情報を得られなかった。一生懸命 fj.comp なんとかのアーカイブを漁ったり、UNIX マガジンのバックナンバーにあたったり、詳しそうな先輩に聞いたりしてましたね。