噴飯物な歴史番組をやっている

家に帰ってきたら、妻が「こんな番組しかやってないよ」とか言いながら、みのもんたの怪しい歴史物番組を見てました。夕飯を食べながらチラチラ見てましたが、なんだこりゃー。最近は、民放ではこんな噴飯物な番組が跋扈しているんですか? 思わず、川口浩探検隊を思い出しましたよ。かつての探検隊のほうが、まだしも罪がないのでは?
みのもんた番組のほうですが、キワモノ風情いっぱいに、「取材班は証拠を突き止めた」とか、「証拠を発見した」とか真面目に繰り返してます。番組で発見して証明した、という「証拠」を、仮説ではなく既成事実として積み重ねていく、という論法で成り立った番組のようです。まあ、「あるある」が食品流通を左右してしまうような世の中だとすれば、こういうのをエンターテイメントとしてではなく、本気で信じちゃう視聴者とか大勢いるんだろうな。
念のために言いますが、その説が正しいかどうかが問題じゃあないです。論法が稚拙すぎるのです。番組制作予算のチープさも、自ずから想像がつくというものです。茫然自失。外国人に言わせると、日本のテレビは何かを食べているか、あるいは悪ふざけしている番組ばかりだそうですが、言い得て妙です。反論できません。