Jython ふたたび

早速 JythonWindows XP 上で試してみました。Java環境変数とかのセットアップはもう忘れてしまったので、ちょっと苦労しましたが、次のことが分かりました。

  • .py 形式のコードを、そのまま Jython で実行できる。こんな感じです。
C:\> jython hoge.py
  • jythonc というコマンドを使って、Python のコードを Java のクラスファイル .class に変換できる。
C:\> jythonc hoge.py

このとき、中間結果として Javaソースコードも生成されます。また、オプションを与えることで、依存関係にあるライブラリが全部クラスファイルにコンパイルされるようです。(コンパイル結果の Python ライブラリを再配布しても良いんだろうか?)

  • 早速手持ちのコードをコンパイルしてみたら、OS 依存コードがあってダメだった。

だめじゃん。自分のコードを久々に見たら、os.access() とかいうライブラリを使ってました。これは、POSIX 依存のようです。

インストーラGUI

こうなると野望 (昨日の日記参照) は変なほうに逸れて、Python で書いたコードを Java に変換して、WindowsMac ユーザーのためのアプリケーションとしてリリースするか、とか余計なことを考え始めます。インストーラとしては、かつては InstallAnywhere の無償版とかあったと記憶しているのですが、今はもう無いようです。代わりとしては、以下のものを見つけました。未評価ですが。

GUI ですが、Jytyon を使うと WxPython は使えないように思えてきました。どうなのでしょう。ちなみに私は真面目な GUI を書く気はさらさらなくて、テキストベースのツールに GUI のラッパーを被せられれば、それで OK です。そしたら、Gumbie というソフトウェアに関するこんな記事を見つけました。詳細はまだ調べていません。

私はこれを見て、Yacc のことを連想しました。特定の領域に関してはその領域に適した言語を使うというのがスマートです。同じことを機械的に何度も書くという退屈な仕事を避けるという点で、Pragmatic Programmer の精神に通じるものがあります。
こうして、どんどん野望は横道に逸れていくのでした。
ちなみに、JavaScript と xgawk で Google Maps API をいじる話はどこへ行ったんだー。完全に中途で放り出されています。いつか戻ってみせる〜〜〜@@。