ビニールの買物袋、米国の脱却が先かも

近所のセブンイレブンに行き、小さな紙パックの野菜ジュースを買いました。その際、ちょっと 10円玉を探している隙に、商品をビニール袋に入れられてしまいました。断る暇もなかった。袋から出させようとかと思いましたが、あまりに頑なかと思い、それはヤメました。しかし、アルバイト店員がビニール袋提供をデフォルトにしているようでは、ビニール袋の有料化も、日本人お得意の「本音とタテマエ」の間に埋もれてしまいそうです*1
こんなふうに日本人がノロノロしている間に、あの資源大量消費国の米国*2では、草の根的にビニール袋*3脱却運動が進んでいるのだそうな。先日何かのニュースで見たけど、違反した店舗では、1件につき $500 の罰金を課すというルールも出てきているそうです。やるときは本気ですよ、っていう感じですかね。
株式市場の値動きでも何でもそうですが、日和見主義ではなく、自分たちの価値感を大切にして行動していかないと、世の中からどんどん取り残されていくように思えてなりません。

*1:アルバイト店員は時給で動いているので、客に「ビニール袋要りますか?」なんて聞いてイヤな思いするのは割に合わないでしょう。

*2:ちなみに日本のビニール袋が今より厚手で立派だった頃から、米国のプラスチックバッグはヘニャヘニャの薄い袋でしたな。当時から環境負荷に関するアセスは米国のほうが上だったかも知れない。

*3:米国では plastic bag と呼ぶ。