星像ずれ量検出ソフト

フリーウェア(というかライブラリ)が見つからなかったので、自作を考えています。昼休みに、ちょっとプロトタイプを作ってみました。速度はともかく、簡単な星像であれば移動量を検出できることを確認しました。
試作の方法ですが、ImageMagick の convert を使って、比較する 2画像を PBM 形式に変換します(とりあえず色情報は不要かと)。それを C で書いたコードで読み取り(さすがにスクリプト言語では速度が足りない)、縦横に必要なピクセル数だけ二次元に動かしながら、画素の明るさ情報の相関値のピークを探すのです。音声信号などでは、0を中心に変位が振るので相関値の計算は自明ですが、画像はそうではないので、とりあえず簡便な方法として、明るさ情報の平均を取って DC 成分(?)を差し引き、変位マトリクスの内積をとって相関値としました。相関結果は、0 から 255 に正規化し、イメージ的に表示してみました。いまのところ、簡単な例では相関のピークが一点に見つかっています。これで行けるか?