電源来た

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昨日注文したばかりなのに、もう来ました。DIAMOND (第一電波工業)の GSV3000 です。購入前に 9kg という数字に躊躇していましたが、職場の実験室で重い電源を見慣れているせいか、実際に持ってみると、それほど重いとも大きいとも感じませんでした。いちおう、13.8V で 30A の連続出力が可能です。私の用途には余裕ありすぎなのですが、

  • 型落ち品なのか不人気なのか、安く買えた (税込 16,800円)
  • シリーズレギュレターのためか、リップル電圧が 3mVp-p と低い*1
  • 出力電圧を 1V から 15V まで可変できる(試したら、実際に 0.9V から 15.5V くらい振れた)

ということで、これを選びました。DIAMOND 製の最近の電源はスイッチング式が主流で、そちらは

  • 小型軽量
  • 出力電圧変動が 0.3% 程度と低い

のですが、逆にリップル電圧は 5mV ほどあります。(もっとも、リップルの成分が違ってくるのでしょうが。)
そうそう。小さなことですが、この製品には電圧計と電流計が独立で、かつアナログメーターになっています。最近はコスト低減のためか 7セグ LED 表示(電圧・電流共用だと思う)になってます。
写真ですが、比較のために携帯電話と並べてみました。

用途

ちなみに、私は電子工作もするので、常々 DC 電源は欲しいなあ、と思っていたのでした。DC 1V から 15V まで振れると、結構いろんなことに使えます。容量的にも十分なのではないでしょうか。

送信電力再測定してみた

早速、無線機に繋いで送信電力見てみました。が、やはり 2.5W くらいしか出ていません。おかしーなー。そこでダミーロードを持ってきて(← 初めからそうしろ!)測定すると、おお、ちゃんと 4.5W 以上は出ているではないですか。どうも、アンテナのマッチングが取れていないと、ちゃんと電力出ないようです。あるいは、正しく測定できないようです。(電源電圧を落としてみると、ちゃんと 12V でも 4.5W くらい出ています。)
失礼しました…。

*1:ちなみに面白いのは、今でも英語版の web サイトにはシリーズタイプも掲載されているのですが、そこの仕様にはリップル電圧が記載されていないのです。きっと、「どうしてスペックダウンしているんだ!」という問い合わせを避けるべく、記述を消してしまったのはないかと勘繰ってみたり。