シングルレバー混合水栓

台所で良く見かけるシングルレバー混合水栓って便利なんですけど、あれ、無意識にお湯を出したりしませんか? 冬はともかく、夏はお湯を混ぜる必要性ってあまり感じないです。油汚れを落とすときとかくらいかな。
水栓を、一番右側で使えば水が出て、給湯器が点火したりすることはないと思うのですが*1、レバーが少し中央にずれていると、必要もないのに給湯器が点火して、結局、お湯が蛇口に来る前に給水を止めてしまったりします。給湯管の中のお湯は、そのまま冷めてしまい、エネルギーのロスになります。家庭なんかだと注意して使っているんですけど、職場の給湯室なんて、いつだってレバーが中途半端にお湯が出る位置にあって、気が付いたら水側に戻すようにしているんですけど、あれ、かなりのエネルギーを無駄にしているはず。
結局のところ、シングルレバー水栓って、ちょっと便利でおしゃれな気がしますけど、エネルギー効率の観点からいうとロスが大きいはずです。世の中便利になっていると思うのですが、エネルギーを無駄にしているところって、日常でもたくさんあるんだなあ、と痛感します。エネルギー資源を外国に依存している日本*2が、こんなことで良いんだろうか、って思いますです。気をつけよう。。。

*1:以前住んでいたところでは、給湯器の主電源スイッチがあったんだけど、いま住んでいるところでは、それすらないです。世の中、なんだかお気楽な方向にシフトしすぎなような。

*2:食料自給率も低いしね。