ATU コントローラ、とりあえず完成

先週あたりから工作していた ATU コントローラですが、とりあえず完成、としました。ソフトを全体的に手直しして、コードを整理して、アルゴリズムの不明確な部分を見直して、また、ATU の制御に失敗した場合のリカバリ処理を加えました。
残る懸案は、

  • 無線機の電源を切っていても、常時 1mA 以下程度が流れそう*1。これはばかにならないので、sleep モードを使って消費電流を極限まで下げたい。それには、PIC 外部から C-MOS ロジックで低周波クロックを入れてやって、しばらく操作がなかったら、例えば一秒間に一度の wake-up となるようにしたい。外付けの回路が必要です。

あ、待てよ。BAND DATA の電圧が規定以下に落ちたら sleep してしまえば良いんだ。でも、結局は wake-up のトリガが必要ですね。BAND DATA を増幅して論理値に変えてトリガとするか、あるいはやっぱり低周波のクロックのほうが簡単かなあ。検討の余地あり、です。

  • パワーオン・リセットの修正。まだ根本原因は分かっていませんが、ときどき、パワーオン・リセットに失敗します。これを何とか直したいです。

*1:FT-817ND のアクセサリ(ACC)コネクタですが、13.8V の端子は常時電圧がかかっています。電源スイッチを切ってあっても、外部電源が繋がっているかバッテリーが入っているかすれば、電圧がかかっているのです。