git の git-sh-setup がコケる

NetBSD に、バージョン管理システム git をインストールしてみました。バージョンは 1.6.4。pkgsrc から入れられます。
入門 git を読みながらいろいろ試していたのですが、なんと rebase コマンドが動かないことが判明。

$ git rebase RB_1.0
/usr/pkg/libexec/git-core/git-sh-setup: 26: Syntax error: word unexpected
(expecting ")")
$

おいおーい。
git-sh-setup の中身をみてみると、こんな sh コードが。

case "$SANE_TOOL_PATH:$elem" in
    (?*:/bin | ?*:/usr/bin)

ぎょっとしたのですが、冷静に眺めます。私は Version 7 で育ったので(← 嘘八百)、case 文は「右パーレン ")"」だけで受けるものと信じていたのですが、これって何よ?
しかし、bash のマニュアルを見てみたら、左パーレンを "(" 付けても良いことになっています。慌てて NetBSD の sh のマニュアルを見ると、どうも左パーレンをサポートしていないみたいです。私の NetBSD が古いだけかも知れないけど。
おそるおそる

case "$SANE_TOOL_PATH:$elem" in
    ?*:/bin | ?*:/usr/bin)

のように書き換えてみたら…、ちゃんと動きました。左パーレンを置いているのは何か理由があるのかも知れないので、お勧めはしませんが、個人的には、これで行くことにしました。本当は、bash を使うように修正したほうが良いのかも。(いま試してみたら、NetBSD 5.0 の /bin/sh は case 文の左パーレンをサポートしてた。3.1.1 が古すぎか…。)