SDR とルビジウム周波数標準

ソフトウェア無線、ですね。
仕事の知り合いと SDR の話をしていたら、またぞろ国際ビーコン IBP の受信をしたくなってきました。PC とマルチチャネルサウンドカードを買わないと辛いんだよな。一時的な発熱かも知れないので、もう少し様子を見よう。。。
ところで、いずれは Faros を使わずに自力でビーコンモニタを作りたいです。送信側は GPS を使って送信時刻に精度を出しているんですが、受信側もきちんと時計を合わせている必要があるんですよね。Faros では NTP サーバーを使っているけど、いろいろ考えていて、家にあるルビジウム周波数 10MHz と標準電波を活用できないかと思ってみたり。
そういえば、周波数標準の精度を確認してないんだよな。BPM を使って調べてみるか…。Wikipedia で JJY について調べてみたら、ダブルビート法(double beat method)というのが出てました。double beat method に関しては、以下に参考文献が。内容が古いけど。

よく分からないけど、2台の 10MHz オシレター(A, B)が同一周波数を発振するように校正するとして、もう一台、たとえば 9.999600MHz のオシレター(R)を用意する。A と R の可聴ビートと、B と R の可聴ビートの、それぞれの間のビートが 0 になるように追い込むということかしら。誰か、詳しい人、教えてください。。。
基本的には、BFO の付いた受信機があれば試せるような気がしますけど。ただ、周波数標準の精度が 1 PPB くらいは期待できるので、そうなるとビートの周波数は 0.01Hz 以下くらいですね。なかなか根気が要りそうです。(フェージングの影響の少ない時間に試さねば。)

後記

家に帰って試してみたけど、フェージングが大きくて分かりません…。Ham CAP によると、8:30 UTC から 9:00 UTC あたりがコンディション良さそうなので、休日にでも試してみようと思います。