Emacs に凝ると、半日を棒に振るの法則
古い Meadow (UTF-8 が使えない)から、少しでも新しい Emacs 環境に移行しようとして、半日を棒に振りました。いや、一応解決できたら、棒に振ったとは言えないか。。。
まず最初に、Emacs は NTEmacs JP にしました。ここにあります。
これで、フォントの問題(全角文字をアルファベットの倍幅にする)は解決しました。行間のスペーシングを空ける方法も分かりました。Environment の Display というところに、line-spacing というのがありました。
次は、lookup.el です。私が今まで、ずーと同じバージョンの Meadow を使っていたのは、実は lookup.el がないと仕事にならないからです。EB や eblook など、いろんなツールを再インストールする気力がなかった訳です。
今日もいきなり、正攻法で勝負を挑み、ものの見事に敗退しました。eblook を、-mno-cygwin でビルドすることができなかったのでした*1。ちなみに Cygwin ネイティブにビルドすると、表示日本語コードが変になります。原因は追いかけていません*2。
結局、次のようにしました。EB は、Windows 版をここからダウンロードします。
でもって、eblook のバイナリは、ここから頂きました。(古い eblook のバイナリは、なぜか動かなくなった。なぜ?)
- http://www.chokkan.org/software/#id4715456 (参考: http://ikazuhiro.s206.xrea.com/article.php/20080212161938850)
大変助かりました。ビルド頂いた方、ありがとうございます。ちなみに、eb.dll は、上記 EB のパッケージに含まれています。eblook.exe と同じディレクトリにでも置いておきましょう。なお、lookup と eblook のソースは、ここにあります。参考まで。
さて。eblook は Windows アプリなので、lookup-search-agents の指定はこんな感じです。(.emacs が C:\Documents and Settings 下にあるのが気に入らないが、とりあえず。)
(setq exec-path (append (list "c:/eblook/bin" exec-path))) (setq load-path (append (list "c:/Documents and Settings/myname/Application Data/emacs/lisp/lookup") load-path)) (autoload 'lookup "lookup" nil t) (autoload 'lookup-region "lookup" nil t) (autoload 'lookup-pattern "lookup" nil t) (define-key ctl-x-map "l" 'lookup) ; C-x l - lookup (define-key ctl-x-map "y" 'lookup-region) ; C-x y - lookup-region (define-key ctl-x-map "\C-y" 'lookup-pattern) ; C-x C-y - lookup-pattern (setq lookup-search-agents '( (ndeb "c:/dict/kojien") (ndeb "c:/dict/eiwa") ))
そうそう。lookup 1.4.1 を install.el しようとしたら、lookup-logo.xpm が無いとかいって怒られました。lisp ディレクトリにあったので、適当にコピーしました。おしまい。
あと、ispell
そうそう。ispell も必携なのでした。以下のサイトを参考にさせて頂き、Cygwin の aspell を使うようにしました。
(setq ispell-program-name "aspell") (eval-after-load "ispell" '(add-to-list 'ispell-skip-region-alist '("[^\000-\377]")))