鉄骨建造物の前にあるアンテナの指向性とか

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4nec2 の使い方が少し分かってきたので、鉄骨の建物(うちは団地なのです)の直前にある、短波帯アンテナの指向性について調べてました。まだシミュレーションを多くこなしていないのですが、現状の結論は、

  • よほど鉄骨の間隔が狭くない限り、鉄骨によって後方の利得が大きく落ちることはなさそう。
  • それよりも、指向性がメチャメチャになるので、アンテナ本来の指向性にあまりこだわっても意味がない。

という感じです。
4nec2 は最大で 8000までセグメント数が取れるので、もうちょっと鉄骨の数を増やしてシミュレーションしてみようと思います。いずれ、結果をアップロードしたいです。

今日の計算

右上の図ですが、鉄骨の間隔を 4m、セグメント長を 30cm 程度、波長を 17m くらい*1で計算しています。この例では、セグメント数は 3130となっています。鉄骨がないと綺麗なローブになるのですが、ここでは崩れた指向性になっているのが分かります。

*1:マチュアバンドでありませんが、ローブの綺麗なところを得るため、SWR が一番低いところを選んでみました。