災害時に帰宅するルート

防災の日は過ぎましたが、ふとしたことから、大震災時に職場から自宅まで帰宅するルートについて考えてみました。最近は、そのような専用地図が売られているようですが、まずは Google Maps で検討です*1
まず、Google Maps のルート検索を徒歩モードにして、エイヤっとルートをひっぱります。細かい裏道を無視して考えると、まずはこんなルートができました。

  1. 甲州街道を西へ
  2. 環七を南下
  3. 首都高三号線沿いを西へ
  4. 厚木街道に入り西へ
  5. 二子玉川多摩川を越える
  6. 厚木街道をひたすら西へ
  7. 国道16号を北へ回って帰宅

もうひとつ、とある災害時情報の整ったウェブサイトをヒントに、もうひとつルート。

  1. 甲州街道を西へ
  2. 環七を南下 (ここまでは同じです)
  3. 世田谷通りを西へ
  4. 和泉多摩川多摩川を越える
  5. 世田谷通りをさらに西へ
  6. 鶴川街道から鵜野森を経て帰宅

歩く距離(約 38キロ)としては、ほぼ同じです。問題は、災害時の混雑度、安全性、多摩川を渡る橋が崩落したりしていないか、という点です。一度、練習してみたいところですね。(おいおい)

Google ストリートビュー

ちなみに、本当の予行演習には使えませんが、ある程度コースのアタリを付けるのには Google ストリートビューが便利そうです。

参考書籍はあるけど

震災時帰宅用に、こんなマップが売られています。

書店で、ちょっと見てきました。有用だとは思うのですが、いくつか問題も感じました。

  • 帰宅推奨のルート数が限定的なので、地図を参考にする人が多いと、特定の道路に被災者が集中するのではないか。
  • 普段持ち歩くには、ちょっと重すぎる。(職場に置いておいて、罹災時だけ持ち帰るのが良いと感じた)

*1:私の勤務先は新宿都心、自宅は小田急線の相模大野方面とお考えください。