食洗機の威力

米国のホテルなどで、宿泊者向けのランドリールームなどを使って、最初に失敗するのが、衣類をお湯で洗って、強力な乾燥機にかけ、日本から持ってきた衣類をあらかたダメにしてしまうことです。染みが落ちるどころか、色があせてしまったり、衣類がめちゃめちゃに縮んでしまったりして後悔します。
最近は、そういう事実は知っていたのですが、今日は食洗機で驚きました。もちろん日本でも使ったことがあるのですが、こちらの洗剤は特別強力なのか、もう、グラスからフォークから、ピカピカツルツルです。
ホテルで朝食を食べるとき、いつもフォークやナイフがギトギトに汚れているのが気になっていたのですが、もう分かりましたよ。あれ、絶対、食洗機に洗剤入れずに適当に洗っているだろう! と。あるいは、そもそも食洗機なんて使っていないのかも知れません。だいたい朝食ルームには、スチロール製と陶器製の食器が置かれていて、私はできるだけ陶器の食器と金属のナイフ・フォークを使うようにしているのですが、どうもホテル職員は使い捨て食器を使ってくれるほうが嬉しいみたいなんですよね。私はケチな精神があるのか、どうも、もったいねーなー、と。
最近、米国のホテルに泊まると、デフォルトでシーツを交換してくれなくなっていたりとか*1白熱電球の代わりに渦巻き型蛍光灯が使われていたりと、米国もエコになってきているのだと思ったりしますが、やっぱり根本は大量消費社会、使い捨て社会、大量ゴミ廃棄社会です。

*1:「シーツを交換してくださいカード」を枕に乗せておけ、とか書いてある。