「新版 屈折望遠鏡光学入門」

今度は、こんな本を買ってきました。

新版 屈折望遠鏡光学入門―天文アマチュアのための

新版 屈折望遠鏡光学入門―天文アマチュアのための

まだ、望遠鏡の歴史を読み終えていませんが、実に面白い本です。また、昨日のテツを踏まないように、近軸結像の導出が理解できるか確認してから買いました。図も技術的に正確で、納得できました。
それにしても、コンピュータ科学分野の Knuth 先生の書籍を彷彿とさせるくらい、著者の造詣の深さに驚嘆しました。どうして、天体測定学、応用光学の専門家が、こんなに欧州の歴史に詳しいんでしょうか! ま、たぶんに科学史ということはあるのですけど。
上に書いた増田さんのメモ書きといい、「トクする一言」の山本先生といい、世の中には頭の切れる方が大勢いらっしゃるので、自分の無知蒙昧さが恥ずかしくなりますです。(← 本音)