洗濯機の修理

昨晩帰宅したら、妻が「洗濯機が壊れたー」って訴えてたので、朝から修理です。幸か不幸か、電気系統ではありません。うちのはドラム式(T 社の TW-853EX という機種)で、扉が垂直に付いているのですが、そのラッチが手動ロックされなくなっていたのでした*1。以前からラッチがかかりにくくなっていたのですが、完全に壊れてしまいました。
ラッチの破損とかだったら、メーカーの技師を呼ばないといけないところでしたが、どうも、中のバネが外れてしまっているだけのように思えてきたので、自分で直します。
まず、ネジ 4本で固定されている扉全体をヒンジ部から外します。ガラス製のカバーが重いし、また割れると困るので、丁寧に作業します。扉を押さえながら作業しないと、重みでネジ山やフレームがゆがむかも知れません。
次に、扉を水平に置き、外側フレームと内側フレームを固定しているネジ 6本を外します。これでガラスカバーが完全に離れます。
続いて、ラッチ部分を点検します。見ると、案の定スプリングが留め金から外れてブラブラしていました。細めのマイナスドライバーを使って、バネを留め金に固定します。プラスチック製の固定具を壊さないように注意が必要です。扉のノブを固定しているネジを外したほうが楽かも知れませんが、やや戻しにくい構造なので、焦らないように注意が必要です。
上記を逆順に組み立てれば完成です。なんでもそうですが、ネジは一つずつしっかり固定してしまうのではなく、全体を緩めに締めておいてから、最後に対角線上に増締めしていきます*2。洗濯機をすすぎと脱水運転をして、水漏れがないことを確認しておしまいです。
あ、写真撮るの忘れた。

*1:電磁ロックはかかるので、扉を押さえてやれば運転できないこともない。

*2:ただし扉をヒンジに固定しているネジには重みがかかるので、ネジ山を傷めないように注意。