新しい GPS 買ったけど、モチベーションダウン
ちょっと鬱はいってます。職場で何も貢献してないなあ、いまの仕事をクビになったら何をしようかなあ、キット製造販売じゃ、きっと食えないだろうなあ、と、罪業念慮 10% くらいです*1。
それはさておき。先日、職場の同僚が新製品の GPS モジュールをデモしてくれたので、またぞろ eBay を覗いていました。そしたら、Navman Jupiter T GPS Module Empfänger TU60 なるものを発見。思わずポチりました。こんなの。
一般の GPS モジュールと違い、GPS クロック精度の 10kHz を出力するのが特長です。そのクロックは、（これも出力される） 1 PPS （パルス毎秒）にコヒーレントに同期していて、1 PPS クロックの立ち上がりジッタは 1σで 25ナノ秒以下の精度を維持します。私のような測定器フェチがうっとりすること請け合いのオモチャです。
これで PLL を動かせば、原子時計精度のクロックが得られるので、手持ちのルビジウム周波数標準の校正もできるのですが、それはさておき、ルビジウム標準よりも消費電力が少ないので、ここ最近の省電力に貢献できると思ったのです。（つか、ルビジウム標準を普段使っていないけど。）
とりあえず、正確な壁掛時計でも作るか。。。普通の GPS モジュールだと、秒以下の精度で表示を更新するのは困難ですが、こいつなら可能です。時刻表示も LCD では安っぽいので、以前購入した黄色（アンバー）の 7セグ LED か、できたらニキシ管でもドライブしたいところです。いつになったら実現できるのか不明ですが。
いろいろ工作ネタはあるのですが、キットにして売り出すほどのモチベーションがないのが悲しいところです。（というところで、文頭の話題に戻る。）
ニキシ管
ニキシ管、ってこんなのです。
データシートを見たら、いきなりキリル文字が出てきたので焦ったけど、下のほうに英語もありました。ディジットあたり、340mW も消費するのかー。6桁で 2ワットだ。省電力に逆行か??
*1:本当にウツになると日記なんか書かないだろうから、たぶんポーズだけの鬱。
