MLO と x-loader の関係

BeagleBoard の U-Boot を調べてみると、MLO とか x-loader とか出てきます。なんですか、これは。
と思ったら、MLO が x-loader の実体(ファイル名)だそうです。なぜそんな何段階ものブートを経るかというと、これこそ x86 PC の世界ににて、まあ技術的な事情があるようです。

これが詳しいですが、結論からいうと OMAP 起動時は内部 SRAM しか使えなくて、そのサイズが小さいので U-Boot は納まらないし、U-Boot 実行前に外部メモリインターフェイスの初期化が必要なため、それだけを実現する U-Boot のサブセットのようなものが x-loader として実装されているようです。
こういうふうに事情を説明してくれると納得できます。
本当は、OMAP Ubuntu のコンソールと tty の事情とか探ろうと思ったのですが、疲れたので寝ます。