お風呂タイマーが動かなくなったのだが…

最近、お風呂に設置してある電子タイマー(ストップウォッチ兼時計、ともいう)が不調になりました。リチウム電池 CR2032 で動いているのですが、テキトーに DMM を当てて開放電圧を見てみたところ、ちゃんと 2.98V ほどあります。何ほどのことやあらん、と思って再度電池を入れてみたですが、ダメ。接触不良でもないようです。
今朝になって、いまいちど電圧を測ってみることにしました。今度は、ちゃんと負荷抵抗を付けて測ってみたところ、150Ωの負荷で 1.3V も出てません。がーん。当初、アラームが鳴るとおかしくなることをきちんと理解して、負荷が大きいときの電圧をちゃんと測ってみるべきでした。お恥ずかしい。
言い訳をすると、従来はずっとアナログのテスタを使っていたですよ。DMM の入力インピーダンスは高いので、このように電池の「鮮度」を測るときは、負荷抵抗を付けないと意味のある数字が出ないということ「実体験」しました。
さーて、またビックカメラに寄ってくるか…。

後記

いま、RS コンポーネンツで測定器が安いので、サンワの DMM でも買おうかと眺めてみたら、同僚に見つかりました。アジレントの DMM が安いことを指摘され、さらに、「やっぱり Fluke の DMM は、応答速度が優れているよ」とか言われ、悩んでいます。こういうのってスペックではよく分からず、実際に使ってみないとダメなんですよね*1
ちなみに、秋月で買った Metex P-16 ですが、電圧計としての精度は十分です。ただし、更新がめちゃめちゃ遅い(かつ、表示値にオーバーシュートが現れる。なぜ?)のと、プローブがダメダメなのと、抵抗レンジが 1Ω以上のオフセットを履いていたりして、その辺が使いづらいんですよね。ま、2,100円だったからなあ。
(なんだか、本当に買う気になってるし。)

*1:データシート調べました。スペック的には、おおよそ、Fluke が 4回/秒で、サンワが 5回/秒で、アジレントは 7回/秒でした。どんなもんだろ。

コイル巻きまき

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せっかくアンテナアナライザを買ったので、トロイダルコアにコイルを巻いて、インダクタンスを測ってみました。コアは iron powder (カーボニル鉄ダスト)の T30-2 を使いました。こいつに、AWG #30 のエナメル線を 18ターン巻いてみたのが、右上の写真です。2MHz から 30MHz まで振ってみたところ、1.5〜1.8uH くらいまで変化しました*1。計算上は 1.4uH なのですが、まあ、こんなものでしょうか。
一つ分かったことは、先日買った W1FB DeMaw 氏の本にあったように、コイルを偏らせて巻いた場合のほうが、L が高めに出るということです。均一に巻いた場合より、10% 以上 L が大きくなることを確認できました。ただし、これは周波数が低いときは変化が見られるのですが、周波数を上げると影響が少ないようです。理由はいまひとつ理解できてませんが、ちょっと面白かったです。

*1:測定器のせいなのか、実際に L が変わっているのかは、よく分かりません。