コイル巻きまき

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せっかくアンテナアナライザを買ったので、トロイダルコアにコイルを巻いて、インダクタンスを測ってみました。コアは iron powder (カーボニル鉄ダスト)の T30-2 を使いました。こいつに、AWG #30 のエナメル線を 18ターン巻いてみたのが、右上の写真です。2MHz から 30MHz まで振ってみたところ、1.5〜1.8uH くらいまで変化しました*1。計算上は 1.4uH なのですが、まあ、こんなものでしょうか。
一つ分かったことは、先日買った W1FB DeMaw 氏の本にあったように、コイルを偏らせて巻いた場合のほうが、L が高めに出るということです。均一に巻いた場合より、10% 以上 L が大きくなることを確認できました。ただし、これは周波数が低いときは変化が見られるのですが、周波数を上げると影響が少ないようです。理由はいまひとつ理解できてませんが、ちょっと面白かったです。

*1:測定器のせいなのか、実際に L が変わっているのかは、よく分かりません。