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起きてから、高級ホテルに直行する。なかなか雰囲気の良いホテルだったが、よくあることに、ジュースをこぼしてしまった。周りは、まともな格好のウェイターばかりなので、こちらも平然さを装う。でも、飯がまずくなった。実際には、ジュースもコーヒーも、料理も美味しかった。
ホテルのトイレでズボンを着替え(替えがあって良かった)、それから代理店が開くのをまって、航空券を手配。以前よりは安かったが、当日のシティ便(午前中)は sold out。午後の便だと、オアハカ便に接続できない。
でも、しょうがないのでそれを押さえる。飛行機は、3時発とのこと。それまで、街で時間を潰す。
問題は、オアハカ便が 7:05 発だということ。メンドー臭くなって、エアポートヒルトンを予約することにした。金曜の夜なので、ちょっと安全を見たわけだ。問題は、どうやって電話をするか、だ。シティで、公衆電話がトールフリーをかけられずに困っていたし、また、シティまでは国内電話なので悩んだ。ところが、メキシコでは電話屋という商売があり、電話番号を告げると電話を繋いでくれる。店の中にボックスがいくつかある。無事に予約できた。
それから、まずはスーパーに行って、水とコーク(ペプシかな?)を買った。この水は翌日まで持った。
公園で時間を潰した後、町中の安食堂に行った。後で腹が痛くなったのは、ここが原因か? あるいは、ホテルの水が原因か。でも、美味しかった。もう、言葉が通じないのは平気になった。ポルトガルのときは、凄い緊張したけど。タコス(パストール)を 3つと、ペプシを頼む。それぞれ、単価 5ペソで、トータル 20ペソ。安い。セボジータと思しき野菜も美味しかったが、歩き方はちょっと誉めすぎか。でも、タコスは美味しい。お姉ちゃんは、ペプシの服を羽織っていた。
しばらく街中を歩いた後、タクシーで空港に向かう。家族が東京にいるとのこと。なかなかの好々爺である。名刺をくれたので、交換した。電話技術者だと説明しておいた。オジさんの言うことは、ほとんど分からない。ソブリーナって何だろう。
空港には早く着きすぎたが、まあ、ローカルで楽しい空港だった。鳥が迷い込んで、建物内を飛びまわっていた。
飛行機は途中、グアダラハラに着陸した。そんなことは聞かされてないので、シティのベニート・ファレス空港はもっと大きい筈だなあ、と思いながら降りてしまった。この失敗は、2度目である。おまけに、バスにまで乗ってしまった。バスにはグアダラハラの文字。慌てて歩き方を繰って、マチガイに気付いた。メチャメチャ焦った。俺は、モチスから間違った飛行機に乗ってしまったか! これは、職員のミスだぞ! と色めきたったが、単に途中の空港なのであった。また飛行機に取って帰し、難なきを得た。
シティに着いて、ヒルトンに入る。自腹でヒルトンに入ったのは初めてである。また、ロスのバーバンク・エアポートよりも高価なようだ。バーバンクは、スイートだったけど、US$150 もしなかったように思う。ま、たまにはこういう経験も良いだろう。メトロでの往復 2時間はもったいなかったし、洗濯機を使いたかったのだ。
チェックインを済ますと、忘れていたことがあった。そう、ポーターが居るのだ! これは、バーバンクにも無かった。高級ホテルは違うぜ! ちょっと焦った。彼は、俺のバックパックを片手にずんずんと進んでいく。あ! チップをやらなくてはいかんのか! ため息。ここで、彼にゲストのためのランドリーがあるかと聞いたら、ないとのこと。バーバンクにはあった筈。あまり高級なホテルは、好かない! 彼は早速、長々と部屋の紹介を始めた。しょうがないので、こっちも、yes、OK を堂々とした態度で連発する。ま、郷に入れば郷に従えか。ただ、フロント前では緊張して、Yes, sir. なんて言ってしまった。客はこっちなのだが。
シティのエアポートヒルトンはダメである。洗面所は、水を貯えられるようになってない。つまり、洗濯が大変。おまけに、タオルも多くはない。コーヒーもない。(ルームサービスは、チップをわざわざ払うようなものだ。)ともあれ、大量の洗濯をして(汚したジーパンも洗った。手が壊れた)、寝た。
疲れた。