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ゆっくり起きる。ホテルを出たのは、10:15 くらい。
ホテルの前のオープンテラスで飯を食うが、まずくて高い。
それから、教会を見に行った。なかなか素晴らしい教会だ。眺めていたら、日本人の女の子現れる。アイスキャンディーなど舐めている。インドで生水を飲んでも大丈夫なほど、胃が丈夫だそうだ。クレヨンで絵を描いている。写真を撮り合って別れた。
それから博物館を探すが、なかなか見当たらず。実は、教会の横が博物館だった。無料だった。展示物がなかなか多く、面白かった。メキシコ人のカップルは、博物館のなかでもイチャイチャしている。面白い国だ。
売店に行ったが、面白いものはない。(T シャツは、ちょっと欲しかったが)
それから、ベニート・ファレスの家を探す。なかなか見つからず。小さな博物館(無料)だった。
銀行で金を下ろしてからホテルに向かう。途中で、水とゲータレードが欲しかったが、昨日のスーパーはどうやっても見つからなかった。日曜日は休みなんだろうか。
スコールが来たので、ホテルに逃げ帰った。
今、これを書いている。日焼けした肌が痛い。
7:30 になったので、飯を食いにいくことにした。雨上がりのソカロに出ると空は晴れていた。既に、人が群れている。日中は独特の埃っぽい空気だが、雨が降った後は、少し清涼な感じだ。ちなみに、メキシコの人(の多く)は、店の前の歩道はホウキで掃き出すが、車道の上に缶カラとかペットボトルを掃き出しておいて、あとは知らんプリである。ラテンアメリカの国というのは、そういうもんなんだろうか。
最初に、前々から目を付けておいたチョコレート屋さんに入る。横では、コンクリートミキサー車を小さくしたようなドラムで、チョコを攪拌しているようだ。チョコが欲しかったが、一体、固形のチョコを売っているのか、飲み物を売っているのか、全然分からない。スペイン語が分からないので、英語と身振りと、単語だけのスペイン語を並べてお姉さんに訊ねても困惑の表情を浮かべるばかりだ。
横で、ペースト状のチョコを容器に入れてあったので眺めていたら、若い男性の店員がスプーンを持ってきて、舐めてみろという。舐めてみたら、まだ砂糖が十分に馴染んでなくてざらついた感じだが、これぞカカオだ、という香ばしさがあって、俺には美味しかった。お兄さんは、箱をいくつかもってきた。緑の箱と茶色の箱があり、そのうちの一つが、固形チョコだという。固形チョコも食べさせてくれた。案外おいしかったので、それを買うことにした。
ただ、最初は自分で食べてしまうつもりだったが、後で考えてオミヤゲにしようと思った。オアハカはチョコで有名なのである。ただし箱を見ると、チョコレートドリンクの作り方など書いてある。まあ、食べるために買ったって問題ないだろう。(翌日、姉妹店に行って 3箱を追加で買った。街の数箇所にチェーン店を構えているようだ。)
それからまたスーパーを探したが、いくら探しても見つからない。結局、食後にドラッグストア(スペイン語では farmacia とかいうらしい)で、水とゲータレードを買った。
食事は、毎度のごとく店の選択に迷ったが、結局、ファレス市場の正面(南側)の安食堂にすることにした。理由は、店の前のメニューに Tecate というビールがあったからだ。この店は例に違わず安っぽい店で、タコスもそれなりの味だったが、スープ(Consome de Pollo)が素敵に美味しかった。最初、なんて薄味のスープなんだろう。失敗したかな、と思っていたのだが、底をかき回してみると米状の穀類が沈んでいる。これをすくってみたら、大変美味しかった。かき回したことで、味も良くなった。
ビールの Tecate も初めて頼んだが、本にあったようにライムが一緒に出てきた。これを缶の縁に垂らして飲んでみたら、なるほどとても美味しかった。なかなか良い店の選択だったようだ。ただし、店のオバサンはあまり愛想が良くなかった、
そして、ファーマシアで飲料水を買って、帰ることにした。