ブダペストにて

以下、現地で書いた日記です。

(20:41)

今日は、ブダペストの2日めだ。朝はのんびりと8時近くまで睡眠をとった。朝食は、9時頃にバフェ形式のを食べにいった。ハムは美味しかったが、ゆでたソーセージはいま一つだった。
朝食後、まずはCitibankでお金を下ろすことにした。最寄の地下鉄の駅まで行き、3日有効のチケット(1700フォリント)を買った。元をとれるかどうかは微妙だが、便利さからいうとこの上ない感じだ。怪しい雰囲気の駅構内でスムーズに行動できるメリットは大きいと思った。
Citibankは、昨日、ブダペスト銀行の職員が教えてくれた範囲のぎりぎりのところにあった。無事に10000フォリントを下ろすことができて、とってもホッとした。この感動を妻にも共有してもらおうと思ったが、あまり感動していないようだった。
それから、何軒か土産物屋を覗いたあと、絵葉書を2枚購入した。1枚80フォリントだった。
それから、川沿いに「くさり橋」の方向に歩いた。今日は欧州に着いてから初めての青空が広がったが、風は冷たく寒かった。くさり橋では偽警官にも会わず、ライオンの像なども前で何枚も写真を撮った。
橋を渡ってから、ケーブルカーで上に登った。450フォリントだった。それから、王宮の城壁の中を散策した。あちこちに可愛らしいフィアットが止まっていて、楽しい散歩だった。シトロエン2CVまであった。
一番奥まで回ったあと、ヒルトンの前を通って、漁夫の砦というところで写真を撮った。それから、土産屋のある小さなマーケットに入ったが、妻は何も買わなかった。
昼もだいぶ過ぎ、お腹が空いたので小さなレストラン(?)に入った。コーヒーとケーキを食べた。レストランのトイレでまで、100フォリントが必要だった。
その後、王宮の城壁沿いに散歩した後、川沿いの南のほうにある丘に向かったが、妻がトイレを催してきたということで、戻ることにした。かなり埃っぽいところを長く歩いたので疲れたのだろうと思う。
自由橋という橋を渡って、マーケットに入った。トイレは、2階の奥にあった。80フォリントだった。それから少し布物のお土産屋さんを冷やかしたのち、遅い昼食(夕食?)をとった。少し高かった(全部で2800フォリントくらい?)が、お腹がいっぱいになった。それから、マーケットの閉まる5時になってしまったので、パンを2つ買って帰ることにした。
ここで備忘。今回の旅行では、1ユーロ121.15円くらいだった。1コルナは4.0円、1フォリントは0.50円程度だった。
ホテルに着いたら何故か疲労感が強かったので(砂埃のせいか、喉も痛い)、少し休むことにした。それから7時過ぎになって、王宮の夜景を見にでかけた。地下鉄で3駅くらい離れたところに行った。インターコンチネンタルホテルの目の前で、きれいにライトアップされた王宮を見ることができた。妻も喜んでいたし、きれいな景色を見て、ちょっと疲れがとんだ感じだ。露出時間2秒程度で、夜景の写真も撮った。三脚がなかったので、ちと苦労した。
いま、ホテルに戻ってからシャワーを浴びた。妻は横で絵葉書を書いている。いつものことだが、文章に苦労しているようだ。
これから、チェコで買った100円のビールを飲み、パンでも食べようと思う。おやすみなさい。