クレジットカード事件

今日はなんだか、大きな失敗をしてしまいました。(と言っても、本当は金曜日の夜は最高にブルーで、このページを更新する気力など到底なく、これを書いているのは土曜日になってからです。)
ある家電量販店(名前は伏せておきます)でいろいろ買い物をしたんだけど、店員さんが間違って(と信じているが)、ある商品を二重にカウントしてしまったあげく、それをクレジットカードのトランザクションに投入してしまい、私もバカなのでそれにサイン(と言っても、デジタイザ上にタッチペンでサインする、あれ)をしてしまったのでした。さらに私のミスは、そのトランザクションの無効化証明を貰い損ねていたことです。
あとで不安になってクレジットカード会社に問い合わせたら、確かにトランザクションが連続して入っていて、しかしキャンセルのトランザクションは見られないとのことでした。もうショックです。電話の人は、キャンセルのトランザクションは別経路で来ることがあり、日本はいま土曜日なので確認できていないかも、とのことでした。
しかし言っちゃなんですが、こういうときのカード会社の対応って、本当に冷たいですよねー。こっちに仮に落ち度がないとしても、初めから利用者を疑っていて(あるいは、他人事としか考えてない)、ここから想像するに、もし本当にお店側がトランザクションのキャンセルをしていないとしても、これは絶対に泣き寝入りになりそうだ、という感じが強くしました。
カード会社のサイトに行くと、大抵の場合はカードの不正利用はカード会社が「持って」くれると堂々と書かれていますが、なんだか信用できない気分でいっぱいです。以前聞いた話では、たとえばクレジットカードを身につけていないで不正利用されてしまった場合、利用者の落ち度ということで、カード会社の免責条項に該当してしまうような話も聞いたことがあります。よく言われることですが、やはり「カードは、現金と同じ気持ちで利用する」という態度が重要なようです。また、不審なことがあったら絶対に安易にサインをしない、間違ったトランザクションについてはキャンセルの証明を貰う、店員の態度がいい加減な場合、店長やマネージャと直接に話をする、というのが絶対に必要だと思いました。(私も、今朝再度店を訪れ、マネージャと話をしたら、売上記録とクレジットカードのトランザクション履歴を照合してくれ、そのコピーを印刷して貰うことができました。これで、なんとか大丈夫じゃないか、って思います。)
今回の私のケースはせいぜい数百ドル程度のものですが、授業料としてはちょっと高額な気持ちがします。ちゃんとトランザクションがキャンセルされていることを祈る次第です。
これとは違いますが、よくレストランで食事をしてカードで払うとき、(日本人から見ての)外国人は明細をきちんとチェックしてからサインしていることが多いですね。これは見習わないといけないと思います。日本人は、こういう点で大雑把のような気がします。少なくとも東京人気質としては、パッと見てパッとサインするのがスマートに見えると思いがちですが、本当はスマートではないのかも知れません。
キーワード: クレジットカード, 引き落とし