アルハンブラ宮殿を少しかすめる

午前中はさっそく、有名なアルハンブラ宮殿に行きました。あ、その前に、翌日のためにアルハンブラ宮殿の見学チケットを申し込みました。9時を過ぎたので勢い込んで電話をすると、英語を話すお姉さんが出てきて、予約は順調に進むように見られました。ところが、最後にクレジットカード番号を登録する段階になって、「あら、認証システムが立ち上がってないわ。ごめんなさい。また、あとで電話してね」と言われてしまいました。危険なシチュエーションですが、相手は銀行の人なので、まあ大丈夫でしょう*1
というわけで、今日は宮殿内には入れないので、チケット売り場から少し下って裏の坂道に入り、少しく散歩などしました。舗装道路まで出てから、今度は込み入った街路など入ってみました。途中、「この先、道幅 1.5m」などという標識がありましたが、あまりコンパクトでないカーが一台、果敢にも飛び込んでいくではありませんか。車は、もちろんミラーを畳み、ぎりぎり 1cm という難関にチャレンジしつつ、車も壁も破壊せず、ハンドルワークの最適化問題をこなして通過していきました。車の前のほうから、ブラボーとかいう声が聞こえました。このときは他人事と思ってましたが、まさか自分たちが後に似たような目に遭うとは思いもしませんでした。

*1:日本の旧第一勧銀が宝くじを扱っていたように、スペインのとある銀行が宮殿のチケットを売っています。例えがあまり良くないですか?