公団住宅で、リビング以外にエアコンを付けようと思う

賃貸の公団住宅*1に住んでいるのですが、あまりの暑さに、リビングでない部屋にもエアコンを付けようと思い立ちました。
ところが、その部屋にはエアコン用のコンセントと配管用の壁穴が予め空いているにもかかわらず、室内機設置用のフック(金具)が付いていません。公団を借りるときのマニュアルを読むと、これは「模様替え」承諾というのを得て、自分で金具を付ける必要があるようです。
ところが、公団の事務所に電話をしたところ、その電話対応の方は親切だったのですが、保全*2というところの人が実にお役所的で、

  • エアコンを付けて良い部屋には金具から壁穴からコンセントが一式で備え付けられているはずで、その中の何か一つだけ足りない、なんてことは考えられない*3
  • (「他の部屋の人はエアコン付けてますよ」と指摘したところ、) それは勝手に無許可でエアコンを付けているのであって、当方では関知しない。今度、視察に伺わせてもらう。

とのことでした。独立行政法人というのは、はやり民間というよりお役所と呼ぶべき存在のようです。この暑い夏、エアコンを付けてはいけない公団住宅で過ごすのは、しんどそうです…。
ちなみに、前の住人が出て行ったときの壁紙張り替えでフックが隠れてしまったのかと思い、壁をあちこち叩いてみましたがそれらしき痕跡は見つかりませんでした。
後記: 公団から連絡があり、エアコンを付けて良いことになりました。こちらから「原状回復義務はあるのですか?」と聞いても明確な回答はなく、「回復すると、かえってコンクリート壁面を傷めることになりますよね」と聞き直すと「そうですねえ」と答えるなど、あまり明確な規定はないようです。「花台から水が漏れて階下に迷惑とならないように」とのことですが、そもそも、花に水をやったら水漏れしそうな気もしますが、どうなんでしょう!?

*1:いまは、都市機構というんですね。

*2:いかにも保守的なセクションみた名前だ。

*3:「でも、いま図面がないから分かりません」とのこと。あのね!