Vista には興味ないけど、フラッシュ使ったディスクキャッシュなら

最近、USB 型メモリキーも 8ギガバイトとかいう容量に突入していることを知りました。
何がしたいかというと、仕事の PC だけ持ち歩いて、個人環境が欲しいときは Windowsハイバネーションして USB ポートから Ubuntu とか起動してメールとか web アクセスとかしたいわけです*1。試しに VMware のゲスト OS としての Ubuntu とか実験してみたんですけど、やっぱり起動が遅すぎて常時起動環境じゃないと実用性低いです。
フラッシュの欠点は、同じ場所を何度も書き直すとデバイスが劣化してしまうということですが、どれくらい実用になるか興味あります。利用は主に web アクセスだから、ローカルデータなんて吹っ飛んでも構わないわけです。シーク速度を気にしなくて良いとどれだけ快適なのか、実験してみたいなあ。誰か、8G とは言わないから 4G くらいのフラッシュ USB メモリキー、貸してください。
ちなみに最近出てきた指紋認証 USB メモリキーって、どうなんでしょう? USB メモリキーが単体で指紋認証してメモリ内容を暗号化してくれるなら良いのですが、どうも私が各社のサイトで調べた感じでは、

  • 認証には Windows の助けを必要とするみたい
  • メモリ内容が暗号化されているとは書かれてない

認証のために指紋データが USB を行き来したり、いくら指紋でデータが保護されていても暗号化されていないと、中からメモリデバイス外されたら終わりじゃないの? って感じで魅力ないです。暗号化のために Windows アプリの助けを借りるくらいなら、往年の PGPdisk 使ったほうがマシです。
ま、Windows のパスワードかけとけば中のデータは安心、とか、暗号化されていても PC が盗まれたらオシマイ、とか、怪しい情報が跋扈する世の中なので、この辺はきちんと分かった人がレビューした製品でないと使えない感じです。
でも、フラッシュメモリの読み書きが速くなってくると、ハードディスクのキャッシュにフラッシュメモリを使うというのはかなり実用的なアイデアかな、って思います。単純にトランスペアレントにキャッシュするだけだと、起動時にやっぱりディスクのスピンアップ待ちになって詰まらないので、ある程度キャッシュを OS から制御する必要はありそうです。
何を言いたいのか分からなくなってきましたが、とりあえず 4GB の USB フラッシュを持っている人は貸してください。(^^)

*1:これには Windows XP が正しくハイバネーションしてくれないとダメなんですが、2GB もメモリを積むと XP のハイバネーションが失敗ばかりしていて、これまた困りものです。