迷惑電話も巧妙になってきた

私の勤務先はいちおう外資系ということになっているせいか、英語なまりの日本語でかけてきたり、得意先(大ソニー会社の技術者です、とか)の名前を名乗ったり、もう、名簿作成目的としか思えない電話が次々とかかってきます。最近は、番号非通知の 9割は迷惑電話と考えて間違いありません。
今日の電話は、また少し巧妙さが増してました。サラリーマンの反射神経を巧妙に利用しています。

(プルル)
: (2秒くらい待って) 日本××でございます。(相手が名乗る時間を与えるのがポイント。通常のビジネス用件なら、普通はかけたほうが名乗るのがマナー。しかし本当のビジネス用件の可能性もあり、黙ったままも失礼なので、当たり障りのない程度に情報を流す。
相手: どうも、先日はお世話になりました。えっと、明日の会議ですけど、10時からでよろしいんでしたっけ? (いかにも、相手に疑われないような一般的なシチュエーションで攻めてくる。が、さすがにそん幼稚技に引っかかる私でもない。
: はい? どちらにおかけですか?
相手: ○○さんでいらっしゃいますよね?
: 違いますが。どちらの部署におかけですか? (決して自分から情報を与えてはいけません。
相手: ××企画部でいらっしゃいませんか?
: 違いますね。(繰り返すが、決して自分から部署名などの情報を与えてはいけない。
相手: 失礼しました。(電話を切ろうとするふりを見せながら、あたかも思いついたかのようにあ、お名前伺ってよろしいでしょうか?
: (その手に乗るか。) 失礼します。
(ガチャン)

怪しくて強引な保険の勧誘とかに比べて後味の悪さは少ないですが、仕事中に割り込んで相手の思考をコンテキストスイッチさせてくる邪魔さ加減は一緒です。ほんと、番号非通知の電話にろくなものはありません*1

*1:もちろん、コールセンター係の人を除きます。非通知でもちゃんと出てくださいね。:)