悪魔が来りて笛を吹く、読了
今まで読んだ横溝正史の中では、まあまあ上位ランクです。ただ、ちょっと人間関係がエグいかな、という気持ちはありますが。途中で、犯人ではないかと思われる怪しそうな人物が明瞭に分かってくるのですが、ただ、その動機がなかなか明らかになってきません。あと、犯人であることの証拠のいくつかが本編末尾のほうで知らされたりして、ちょっとズルいぞ、という気持ちはあります。
- 作者: 横溝正史
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 1973/02/20
- メディア: 文庫
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